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山火事のときに飛んでくる甲虫の赤外線受容器
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カブトムシやタマムシなど外骨格が丈夫そうに見える昆虫類を甲虫と呼んでいます。
甲虫の中でも昔から存在していると言われているのがナガヒラタムシの仲間で世界中に生息しています。
ナガヒラタムシの成虫は
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びっしりと並ぶヒマワリの種
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種がびっしり詰まっているヒマワリの花(頭花)を観察したことはありますか?
よ~く見てみると、種が中心から外に向かってらせん状に並んでおり、どのヒマワリも配列は、
①左回りに21列、右回りに34列
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ゴキブリの6脚歩行の秘密
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物体がバランスよく安定して静止するためには、最低3点以上の支持が必要で、3つの支持点が作る三角形の中に物体の重心が収まっていることが必要です。
椅子を思い出してみましょう。
3脚の椅子はあって
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昆虫でも鳥でもない、ハチドリの羽ばたきホバリング
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ハチドリは、体長数センチ、体重数グラムのとても小さな鳥で、1分間に約80回もの高速で羽ばたいて、ホバリング(ヘリコプターのように空中に静止する)しながら花の蜜(みつ)を吸います。
ホバリング中の姿は
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どんなに群れてもぶつからない
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「秋は夕暮れ」、清少納言が枕草子に書いたように、夕暮れ時に家に帰って行くガンの群れを見ると風情を感じます。
鳥の群れは、美しいV字型の雁行を描いたり、何かをきっかけにいっせいに飛んだりと、鳥達はお互
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イルカの音響定位に学ぶ新しい水中音響通信
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数頭から数十頭の群れで生活することが多いイルカは、クリック音(キリキリ、キチキチ)やホイッスル音(ピーピー)と呼ばれる高周波音を発して、仲間同士でコミュニケーションを取ることが知られています。
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広い範囲を見ることができる昆虫の複眼
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昆虫の目をよく見ると、小さな粒がたくさんあるのが分かります。
昆虫の目は複眼と呼ばれ、個眼という小さな目がドームのように組み合わされてできているのです。
例えばトンボの複眼は1万個以上の個眼ででき
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一瞬で体の色を変えるコウイカ
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コウイカは海の中で、砂や岩場で暮らしています。
クジラやイルカなど、彼らの敵が近くに来た場合にはすっかり周りに溶け込むように体の色を変化させて身を守ります。
例えば茶色っぽい地味な色です。
なん
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食べても使ってもおいしいナタデココ
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『ナタデココ』というと最初にあの独特の食感が頭に浮かびますが、これはセルロースと言う繊維の素が成分に含まれているためです。
ナタデココの中には酢酸菌というバクテリアが棲んでいて、糖分を吸収するこ
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水上の忍者たち
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普段私たちは水面に立つことやその上を歩くことはできません。
しかし、アメンボは水溜りに浮かぶことができます。
これはアメンボの脚には表面に小さなデコボコのついた毛が密生しているために脚が濡れな
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ホタルの光を聞いて!虫の声を見て!
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闇夜でほのかに光るホタルの光や秋の夜長に鳴く虫の声は、人の心を落ち着かせる効果を持っています。
これらは人間の脳波や脈拍と同じ「1/fゆらぎ」という特別なリズムを持っていて、人を安らかな気持ちにさせ
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最新LEDで着飾るニレウスルリアゲハ
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東・中央アフリカに住むニレウスルリアゲハは、明るい青のきれいな羽を持ったチョウです。
最近、このニレウスルリアゲハの燐紛の構造は、人間が開発した最新型LED(発光ダイオード)と同じ構造であることがわ
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