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くるくる回って落ちるカエデの種子
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カエデの種が、風に乗ってくるくると落ちていく姿は可愛いですね。
何故くるくるまわるのでしょうか?
それは、種子を遠くに飛ばすため、少しでも空中に留まっていたいからです。
カエデの仲間の種子は
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効率的なネットワークを作る粘菌
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アメーバのような姿をした単細胞生物の粘菌は、脳を持っていませんが、変形移動して餌の微生物を食べる一方で、胞子を作って増えます。
まるで、動物と植物のような性質を併せ持つ不思議な生き物です。
あ
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ヒレを丸めてスイスイ泳ぐブルーギル
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ブルーギルは、北アメリカ原産の淡水魚で、えらの縁(鰓耙)が青く輝く事からその名がつきました。
1960年代に新たな食糧源になる事を見込まれて日本に持ち帰られたブルーギルは予想以上に大繁殖し、今では地
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ゾウムシにみる、光コンピューター・チップの可能性
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昆虫の中には、タマムシやカメムシのように、構造色の仕組みによって、見る角度によって色がカラフルに変化する金属光沢の外骨格を持つものがいます(以前に、ここで紹介したモルフォチョウの美しい羽も同じ仕組みで
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パクっと閉じるハエトリソウ
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ハエトリソウは北アメリカ原産の植物で、虫を捕まえ、それを消化吸収して成長します。
栄養が少ない湿原で生きていくために、虫を獲って栄養を補っていると考えられており、このように進化した植物は食虫植物
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圧力に弱い?オジギソウ
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オジギソウは、マメ科の植物で熱帯アメリカではその繁殖力の強さから広い範囲に分布しています。
日本でも、庭や校庭などで見かけることがあります。
葉を触って遊んだことがある人はご存知のように、鳥の
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クラッチを備えたバクテリアの鞭毛モーター
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バクテリアの鞭毛モーターが、非常に優れた設計のナノマシン(分子機械)であることは、すでにここで触れました。
ところで、バクテリアはどのようにして鞭毛モーターを制御しているのでしょうか?
せっか
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竜巻は巨大な遠心分離器
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巨大な積乱雲(せきらんうん)から細く伸びる、細長い漏斗(ろうと)のような雲。
日本ではあまり見かける機会はありませんが、これは竜巻です。
積乱雲の下の地上付近で、回転する風の流れができると、そ
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ストレス発散が上手な樹木
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私達が、日々の生活の中でストレスを感じるように、樹木も気温・湿度の変化や強風などによってストレスを受けます。
動けない樹木は、長い間の進化の中で、このような外的ストレスに適応できるように進化して
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人間の心臓は、多機能なポンプ
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心臓は私たちが寝ている間も、休むことなくドキドキ動いています。
それは血液を体中に送るためです。
血液は私達の体に必要なものを運んだり、不要となったものを回収したりするために、体中をグルグルまわっ
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サメ肌で速く美しく
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サメの鱗を頭から尾ビレへ向かって撫でると、鱗はツルツルしていますが、逆に尾ビレから頭に向かって撫でるとザラザラしています(いわゆる「サメ肌」)。
電子顕微鏡で観察すると、一つ一つの鱗は、細い突起とV
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バッタはハイジャンプの名手
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バッタは昆虫の中でも長くて強靱な後肢を持っていて、危険を感じると長い後ろ足で高くジャンプして逃げてしまいます。
種類にもよりますが、バッタがジャンプする高さはその体長の数倍から数十倍にもなります。
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ゴキブリの6脚歩行の秘密
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物体がバランスよく安定して静止するためには、最低3点以上の支持が必要で、3つの支持点が作る三角形の中に物体の重心が収まっていることが必要です。
椅子を思い出してみましょう。
3脚の椅子はあって
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昆虫でも鳥でもない、ハチドリの羽ばたきホバリング
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ハチドリは、体長数センチ、体重数グラムのとても小さな鳥で、1分間に約80回もの高速で羽ばたいて、ホバリング(ヘリコプターのように空中に静止する)しながら花の蜜(みつ)を吸います。
ホバリング中の姿は
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ミミズが泥だらけまみれにならない秘密
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私達は、湿った土を触ったりすると、手が土まみれになってしまい水で洗いながさなければなりません。
けれども、ミミズは、土の中にいても、決して泥まみれになってはおらず、きれいに、つやつやしているように見
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