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かさぶたを作って傷をなおすアブラムシ
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アブラムシの一種、モンゼンイスアブラムシは、日本に生息する小さな昆虫です。
このアブラムシは、イスノキという常緑樹に虫こぶ(口で汁を吸った事が刺激になり、植物がふくれてできたもの)を作り、この中から
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ムシでムシを制する
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アブラムシは、卵の形をした体の小さな昆虫で、植物の汁を吸って生きています。
一口アブラムシといってもその種類はとても多く、現在、約4400種が知られており、それぞれ寄生する植物によって種類(生態
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水滴を離さないバラの花びら
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雨が止んだ後にバラの花びらについている水滴は、きれいなバラの花びらをより一層綺麗に見せるものです。
この水滴は、水をはじく性質を持つハスの葉のように、水を引き付ける親水性と水をはじく疎水性をもつ
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フロリダのローズマリーは山火事で生まれ変わる
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アメリカの東海岸のフロリダ州は山火事が多い地域です。
この地域で生息するローズマリーというハーブは、以前ここでご紹介した植物がもつアレロパシー(陣地ゲームが得意なセイタカアワダチソウ)という作用
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SOS信号でボディーガードをおびき寄せるキャベツ
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葉に穴だらけのキャベツ、犯人は腹ぺこ青虫です。
こんな姿になってしまったキャベツですが、青虫に食べられ続けられるのもたまらないので、ある作戦で青虫をやっつけようとSOS信号をだして、天敵バチというボ
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塩水でも育つアイスプラント
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アイスプラントは、南アフリカの乾燥地帯に生息する多肉植物で、食用としても栽培されています。
最近は日本でもアイスプラントの栽培が普及し、私達の食卓でも目にする機会が増えています。
アイスプラン
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コンブやワカメの優れた吸水力の素
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コンブやワカメは日本の食卓に欠かせない食材ですね。
ビタミンやミネラルが多く含まれ、繊維質で低カロリーと健康にもよく、お味噌汁や酢の物、サラダなど色々な料理で楽しむことができます。
コンブやワ
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海が苦手なタマキビの乾燥防止法
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小さな巻貝「タマキビ」は、満潮のときでも海水に浸らず波しぶきがかかる程度の岩のすき間にくっついて生活しています。
岩から剥がして、海の中に入れると急いで水面に上がってくるという不思議な行動をとり
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砂漠のトカゲの温度調節と水分補給
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アメリカ南西部の砂漠にはチャクワラという中型のトカゲが暮らしています。
熱いときには、チャクワラも犬と同じように「ハァハァ」と息をして体の水分を蒸発させて体温を下げます。
しかし砂漠には水が少
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冷たくて甘いメープルシロップ
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北海道は日本の最北端に位置し、観測史上最低気温となる-41.0℃を記録したこともあります。
私達人間が、防寒もしないでこのような極寒の地へ行ったならば、凍傷(細胞が寒くて死んでしまう)を負ってし
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微生物の鉄分補給法~シデロフォア~
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私たちは鉄分が不足すると貧血になってしまいます。
小さな生物たち(微生物)にとっても鉄分は重要です。
実は鉄は体内で生産することができず、私たちは食べ物やサプリメントで補給しています。
ホウ
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陣地ゲームが得意なセイタカアワダチソウ
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秋はススキが綺麗ですね。
最近、ススキと一緒に秋の黄金色を漂わせている黄色い植物も見かけませんか?
それはセイタカアワダチソウといってアメリカからの外来者です(これを帰化植物といいます)。
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上へ上へ伸びる植物
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植物は大まかに分類すると、コケ植物→シダ植物→裸子植物→被子植物の順に進化したと考えられています。
水辺で生きるコケ類は、水を沢山吸い上げる必要がなかったので、地を這う、背の低い植物でした。
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大草原の根で土壌改良
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植物を大きく分けると、一年生植物と多年生植物に分類することができます。
一年生植物(一年草)は、その名の通り、種から芽が出て成長し、花が咲き、枯れるまでのサイクルが一年の植物です。
一方、多年
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カレーのスパイス「ウコン」でがん治療
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カレーに含まれるスパイスで「黄色」という意味をもつ「ウコン」は多年草の植物で、インドなどの熱帯アジアを原産とします。
ウコンの地下に育っている球根は栄養をいっぱい蓄えていて、この部分を細かく砕いてカ
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