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しわを作ってスイスイ泳ぐイルカ
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イルカは、水の中から空中にジャンプをして私たちを楽しませてくれますね。
海の中にいるイルカは時速50kmで水中を泳ぐことができ、これによって見事なハイジャンプがきまります。
イルカは尾びれを動
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ワックスで転がるアブラムシの甘露
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アブラムシは、樹液を吸って生きる小さな昆虫です。
樹液には大量の糖分が含まれており、アブラムシの排泄物には吸収仕切れなかった糖分が大量に含まれています。
甘露(ハニーデュー)と呼ばれるこの排泄物は
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自ら集合する、小さな分子
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ワインをグラスに注ぎ、手にもったグラスを水平に回してしばらく待つと水滴が上がっていくのがみえます。
これは「ワインの涙」とよばれる、注がれたワインが、グラスの壁面を表面張力(分子と分子が引っ張り合っ
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効率的なネットワークを作る粘菌
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アメーバのような姿をした単細胞生物の粘菌は、脳を持っていませんが、変形移動して餌の微生物を食べる一方で、胞子を作って増えます。
まるで、動物と植物のような性質を併せ持つ不思議な生き物です。
あ
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動く珪藻が出す繊維
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珪藻は単細胞(1個の細胞で体が成りなっている)生物で、湖や川、海など世界中の水中に暮らしているプランクトンの一種です。
珪藻は植物のように光合成をする(太陽の光からエネルギーを作る)ことができ植
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ミツバチの巣を守るプロポリス
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セイヨウミツバチが細菌などの微生物から身を守る方法は以前ご紹介した抗菌性ペプチドメリチンだけではありません。
ミツバチが作るのりのようなねばねばした物質「プロポリス」がハチの巣を覆い微生物の侵入を寄
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ハチ毒に含まれる抗菌性ペプチド「メリチン」
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ハチに刺されると痛いのは誰もが知っていることですが、この毒の主成分はメリチンという以前ここでご紹介したカエルの抗菌性ペプチドマガイニンやテンポリンのようにアミノ酸が26個つながったペプチドでできていま
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ミルクで病気知らずのワラビーの赤ちゃん
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オーストラリアに生息するワラビーは、カンガルーと同じ有袋類(ゆうたいるい)で、お腹にある袋(育児のう)で赤ちゃんを育てます。
赤ちゃんは小豆くらいの大きさしかない超未熟児として生まれ、前足の力だ
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カエルの抗菌性ペプチド「テンポリン」
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カエルは以前ここでご紹介した「マガイニン」のような抗菌性ペプチド「テンポリン」を多くの種類で共通して作り出すことができます。
水中でも生活をするカエルは、私たちよりもたくさんの微生物が皮膚全体を
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コンブやワカメの優れた吸水力の素
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コンブやワカメは日本の食卓に欠かせない食材ですね。
ビタミンやミネラルが多く含まれ、繊維質で低カロリーと健康にもよく、お味噌汁や酢の物、サラダなど色々な料理で楽しむことができます。
コンブやワ
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免疫作用を兼ね備えたサソリの毒
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アフリカにはサソリの中でも最大のダイオウサソリが暮らしています。
サソリは獲物をとるために毒を出すことはよく知られていますが、実はこのサソリの出す毒には菌や細菌の感染を防ぐ機能もあるのです。
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バクテリアの鞭毛は世界最小で最強のモーター
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大腸菌のように、バクテリアは長い鞭毛(べんもう)を回転させて推進します。
その回転数は1分間に約2万回(F1レーシングカーのエンジン並の高速回転!)、消費エネルギーは1千兆分の1ワット、エネルギ
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360度全方位を見渡すロブスターの複眼
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昆虫と同じように、ロブスターは複眼を持っていて、球状の複眼の表面には、無数の個眼がびっしりと規則正しく配列しています。
一つ一つの小眼は細長い直方体をしていて、複眼はいわば小さな望遠鏡がたくさん集ま
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ひとりでに組み上がる「自己組織化」
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紙で立方体のサイコロを作ろうとすると、6枚の紙を貼り合わせたり、立方体の展開図を切り出したりしますね。
このように、私達が何かを作るには、自分の手を使う必要があります。
ところが自然界には、外
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脳を衝撃から守るクッション
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背骨をもつ私たち人間のような脊椎動物の脳の周りには「脳脊髄液」と呼ばれる透明な液体が存在します。
脳から背骨へとつながる脊髄は中枢神経系と呼ばれ、脳脊髄液はこの中枢神経の万能薬と呼ばれています。
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