ネイチャーテック研究会とは

ネイチャーテック研究会は、自然のすごさを賢く活かした低環境負荷型のものづくり、くらしづくりを目指す、大学・公的研究機関の研究者を中心とする非営利の研究会(代表:東北大学教授 石田秀輝)です。

2005年に経済産業省のサポートでスタートした『21世紀の環境・経済・文明-産官学連携プロジェクト』(代表:安田喜憲 国際日本文化研究センター)のワーキンググループとして発足しました。

様々な事例を集める「自然のすごさサンプリング部会」と、それをデータベース化して様々な人が使えるようにする「プラットフォーム・データベース部会」とに分かれて活動をしています。

ネイチャーテックとは

ネイチャーテックとは、従来型の科学アプローチとは異なり、すでに地球史の中で限りない検証と淘汰が行われた、完璧な自然の循環を科学の眼で観て、人間にとって必要なものをリ・デザインすることによって、地球への負荷をとても小さくすることができる、まったく新しいものつくりや暮らし方を提案しようとするものです。

この考え方を提唱する東北大学教授の石田秀輝が中心となってネイチャーテック研究会が発足し、このウェブサイトを作りました。

このサイトについて

地球に負荷をあまりかけず、私たちもワクワク!ドキドキ!」そんなものつくりや暮らし方のヒントは私たちの身近な自然にたくさんあるかもしれません。
このウェブサイト、「すごい自然のショールーム」はそんな自然のすごさをたくさん集めて紹介しています。


小学校の中・高学年の子どもたちは、人間の生活をよりよく変える可能性のある自然や生き物の「ふしぎ」や「すごさ」を楽しく知ることができる。
様々な分野の研究者の方は、情報を集めたり、分野を横断して「自然のすごさ」という視点で意見を交換したりすることができる。
そんなサイトを目指しています。

私たちは、このサイトを出発点に、小中学校や自然体験学校、科学館、研究機関の方々と出会い、連携をさせていただきながら、自然のもつ最も環境負荷の小さな循環をベースにした技術「ネイチャーテック」の考え方を広めて、実践していきたいと考えています。