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暖かいけど臭い、ザゼンソウのお家
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ザゼンソウはアメリカ、日本などの寒い湿地に分布するサトイモ科の植物です。
肉穂花序(にくすいかじょ:花弁のないたくさんの花が集まって棒状になったもの:写真の赤い部分)が、僧侶が座禅を組んでいる姿
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電子を受け渡し、エネルギーを作る光合成
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植物は、光合成によってエネルギーを得ます。
光合成に必要な太陽の光はクロロフィル色素、又は葉緑素と呼ばれる「アンテナ」で吸収します。
吸収された光は、電子を放出し、それを別の色素分子であるアク
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りん粉で光を集めて暖かいチョウ
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ガやアゲハを含むチョウの仲間は、沢山のりん粉で覆われた翅を持っています。このりん粉の大きさや並び方(微細構造)の違いによって、鮮やかな青(モルフォチョウの構造色)や撥水性(モルフォチョウの撥水性)が生
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光を反射しない蛾(ガ)の眼、モスアイ
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蝶と蛾(ガ)はりん粉で覆われた翅を持つ鱗翅目(りんし目)に属する昆虫ですが、その違いは、蝶は主に日中に活動するのに対し、蛾の殆どは夜行性で夜に飛ぶことができる点です。
夜でも飛べる蛾の秘密の鍵は
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光の量を調整する植物
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サンサンと降り注ぐ太陽の光は気持ちいいですね。
しかし、夏のとても日差しの強い日には長時間野外にいると、私達は倒れてしまうこともあります。
実は、植物も私たちと同じように、太陽の光が強すぎると
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自然に学ぶ螺旋の渦巻き~新しいファンの形~
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私達の身の回りでは、見えないところで回転装置がたくさん使われています。
換気扇や扇風機など、液体や気体を回転させて流すことで、冷やしたり熱したり、あるいはかき混ぜたりと、電気で動く回転装置のおかげで
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ジャイアントセコイアの長生きの秘訣は山火事
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アメリカのカリフォルニア州にあるシエラネバダ山脈にはジャイアントセコイアという世界最大の巨樹の森があります。
ジャイアントセコイアは平均して2000年から3000年という想像もできないような長い
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カーボンナノチューブが人工光合成を可能にする!?
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植物は、空気中の二酸化炭素と根から吸収した水、そして太陽の光を使って、養分を作りだします。
これを光合成といいます。
光合成は、細胞中の葉緑体で行われます(写真1の緑の粒が葉緑体)。
葉緑体
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クリーンなエネルギーをつくる植物
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植物は水と空気、そして太陽の光をエネルギー源に成長し、花を咲かせ、実をつけます。
植物が太陽の光と、水、二酸化炭素から養分と酸素を作り出すことを光合成といいます。
光合成おこなう生物は植物だけ
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人の肺の二酸化炭素除去能力
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私達が生きていくために、呼吸を行って酸素を取り入れ、体内の二酸化炭素を除去しています。
このガス交換を担う器官が肺です。
普段の生活の中で肺の働きを意識する機会は少ないですが、人を含むほ乳類の
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大きな鼻で水分を確保するゾウアザラシ
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北アメリカの太平洋岸には100万頭を越えるゾウアザラシが暮らしています。
「ゾウ」とは、ゾウのように大きな鼻を持つことから名づけられました。
ゾウアザラシの雌は岸の上で繁殖する2~3ヶ月間、全
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カイロウドウケツはガラス繊維製造の名人
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カイロウドウケツは深海底の堆積物上に生息する海綿の一種で、ガラス質の骨格でできた駕籠(かご)のような形をしています。
英名で「ビーナスの花籠(はなかご)」と呼ばれるその形の美しさの秘密は、骨格を作る
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地上に根を張る熱帯雨林の木
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熱帯雨林の木の根は、地上に大きな薄い板のように幹に付いているのが特徴です。
熱帯雨林の土壌は20cmほどしかないため、大きな木でも主根を地下に浅くしか張れないので幹の近くに巨大な側根を成長の途中で下
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ヒマワリを陰で支えるオーキシン
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ヒマワリはキク科の植物で、夏といえば、黄色い花々が夏の青空によく映える風景は私達を元気にしてくれますね。
ヒマワリ(向日葵)は名前のとおり、日=太陽の動きに向いてまわることからつけられました。
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亜熱帯雨林のハーブの種分散法
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亜熱帯雨林ではノボタン科の植物の小さなハーブが育っています。
以前、「鳥の巣きのこ」という変わった種の分散法をご紹介しましたが、ノボタンも同じように雨の日に種を分散させる特殊な方法をもっているのです
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