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「自分の家」を持つカサガイ
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カサガイとはその名の通り笠のような貝殻をもつ巻き貝の一種で、潮間帯の岩場に住んでいます。
潮間帯とは海と陸の間のことで、1日のうちに陸上になったり海中になったりします。
カサガイには「自分の家
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亜熱帯雨林のハーブの種分散法
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亜熱帯雨林ではノボタン科の植物の小さなハーブが育っています。
以前、「鳥の巣きのこ」という変わった種の分散法をご紹介しましたが、ノボタンも同じように雨の日に種を分散させる特殊な方法をもっているのです
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びっしりと並ぶヒマワリの種
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種がびっしり詰まっているヒマワリの花(頭花)を観察したことはありますか?
よ~く見てみると、種が中心から外に向かってらせん状に並んでおり、どのヒマワリも配列は、
①左回りに21列、右回りに34列
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オオオニバス、水の中の力持ち
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南米アマゾン川原産のオオオニバスは、世界一大きな葉をつけるスイレン科の植物で、日本の温室でも観賞用として栽培されています。
葉の直径は2mを越すものもあり、子どもが乗っても沈まないほど水面にプカプカ
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いつも快適なシロアリの巣~パッシブクーリング~
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日本でみられるシロアリと違い、サバンナ地帯に生息するシロアリは、土で作られたアリ塚を巣に暮らします。
以前ここで紹介したように、昼と夜の寒暖の差が非常に激しいサバンナ地帯にも関わらず、アリ塚の中の温
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湿度に敏感な松ぼっくり
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風が強い日、特に台風の後などは公園によく松ぼっくりが落ちていますね。
スギやヒノキにも同じような実が付いています。
松ぼっくりは果実ではなく球果(きゅうか)と呼ばれ、いくつもの裸の種を包んでい
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光によって動く植物マランタ
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マランタは南米の熱帯雨林に生えている多年草で、観葉植物としても楽しまれています。
野生のマランタが生息するのは林床(ジャングルの地面付近)です。
ジャングルは葉や枝が密集して育っているので、マ
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雨の日に飛んでいくキノコ
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チャダイゴケは腐敗物の上で生息しているコケです。
最近ではガーデニングをしている家庭でも、見つけることができます。
雨が降った日が、この植物にとっては大チャンス!
雨を上手く利用してキノコの
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いつでも快適なシロアリの巣
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サバンナ地帯に住むシロアリは、数十年もの長い年月をかけて、高さ6~7メートルの土の巣を作ります。
サバンナ地域の気温は、昼間50℃、夜は0℃と温度差がとても激しいのです。
こんな厳しい環境の中でも
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強い風にも負けないフレキシマツ
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フレキシマツは、北米中西部のロッキー山脈周辺に生えている高さ12~15メートルの木です。
ロッキー山脈のあたりは真夏でも最高気温が22℃、冬が長く、真冬には-20℃になることもあります。
とて
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強くて柔軟なジャイアント・ケルプの「付着器」
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海藻の一種であるジャイアント・ケルプは、海流が速く海面が荒れるような海域で、海底や岩場に根にあたる大きな「付着器」でしっかり海藻を固定して固着生活をします。
ジャイアント、という名からもわかるように
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広い範囲を見ることができる昆虫の複眼
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昆虫の目をよく見ると、小さな粒がたくさんあるのが分かります。
昆虫の目は複眼と呼ばれ、個眼という小さな目がドームのように組み合わされてできているのです。
例えばトンボの複眼は1万個以上の個眼ででき
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寒さ対策に優れているマルハナバチの血液循環
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マルハナバチはミツバチよりも寒い地方で進化したと言われています。
日本では北海道や、本州の山岳地帯に生息しています。
彼らは冬が来る前には冬眠しますが、早春のみぞれが降る時期に目覚めて、わずか
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空気の水を飲むマダニ
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ダニはクモに似た生き物で、大きくても1センチメートル、多くは1ミリメートルより小さく砂粒くらいの大きさです。
ダニにはたくさんの仲間がいます。
森など自然の中や人間の家に住んでいる仲間もいますが、
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紫外線に強いトンビの目
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トンビは上空からで餌を探し、地上で一瞬にして餌を手に入れ、すぐに大空に戻ります。
上昇気流を利用して大空を高く飛ぶため、あまり羽ばたきません。
その姿は悠々としています。
トンビはカラスより
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