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ヤママユガはがん細胞を眠らせる
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ヤママユガは日本に昔から生息している蛾の一種です。
ヤママユガのメスは、秋に卵を産みます。
しかし冬の間は、卵の中で幼虫は眠ってしまいます。
実は、冬の間、幼虫は体内で細胞を眠らせる休眠物質
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いつでも快適なシロアリの巣
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サバンナ地帯に住むシロアリは、数十年もの長い年月をかけて、高さ6~7メートルの土の巣を作ります。
サバンナ地域の気温は、昼間50℃、夜は0℃と温度差がとても激しいのです。
こんな厳しい環境の中でも
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強い風にも負けないフレキシマツ
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フレキシマツは、北米中西部のロッキー山脈周辺に生えている高さ12~15メートルの木です。
ロッキー山脈のあたりは真夏でも最高気温が22℃、冬が長く、真冬には-20℃になることもあります。
とて
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万能な眼をもつペンギン
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とても寒い南極を中心とした島々にオウサマペンギンは暮らしています。
彼らの眼の構造は、氷の上での生活に適応しています。
キラキラした氷の眩しさ、エサを採るために潜る暗い海、二つの世界を行ったり来た
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ペンギンの羽毛は天然のダウンジャケット
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とても寒い南極の氷の上でオウサマペンギンは暮らしています。
抱卵といって、自分の卵を温める時期には120日以上も何も食べずに、寒さに耐えることができます。
その秘密はペンギンの羽毛にありました
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吸血昆虫オオサシガメが脳梗塞を治療する
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オオサシガメはカメムシの一種で、ダニや蚊と同じように吸血して生きている昆虫です。
普段はネズミの巣に生息し、子供の頃からネズミの血を餌としています。
ネズミがいないときは、私たち人間の血を吸うこと
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ザトウクジラのヒレは省エネ設計
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ザトウクジラは、体長の3分の1ほどもある、長い胸ビレを持っているのが特徴です。
よく見ると、ヒレの前縁にはコブがついてデコボコしていますね。
ジェット機のように高速で進む場合は、翼の前縁部分が
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強くて柔軟なジャイアント・ケルプの「付着器」
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海藻の一種であるジャイアント・ケルプは、海流が速く海面が荒れるような海域で、海底や岩場に根にあたる大きな「付着器」でしっかり海藻を固定して固着生活をします。
ジャイアント、という名からもわかるように
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ジャイアント・ケルプに学ぶ新しい波力発電
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私達の食生活でお馴染みのヒジキやワカメ、あるいはコンブといった海藻は、海底や岩に固着してそこから「葉」を広げ光合成によって生活しています。
流れが速く、荒れる海域に適した生活スタイルなのです。
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キツツキは頭痛知らず~新しい衝撃吸収方法~
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キツツキが堅い木の幹に穴をあける時には、1秒間に20回も嘴(くちばし)で木をつつきます。
その時キツツキが1回に受ける衝撃は、時速25キロメートルで壁に頭をぶつけるくらいの大きさです。
けれども、
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モンシロチョウでがん細胞をやっつける!?
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チョウの幼虫(いわゆるイモムシ)と、成虫では外見も食べるものも異なっています。
幼虫の時期には、植物を這い回って葉っぱを食べる一方、成虫はカラフルな外見と羽を持ち、花を飛び回って蜜を吸います。
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トンボに学ぶ新しい羽の形
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大空を自由に飛び回るトンボ。
そよ風の中でも、少々強い風の中でも、トンボは気にすることなく飛んでいます。
実はこれはとても凄いことなのです!
体重わずか1~2グラムのトンボにとって、空気はと
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マイナス272˚Cで眠るクマムシ
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クマムシは無せきつい動物(背骨のない動物)の一種で、「ムシ」という名前が付いていますが、昆虫の仲間ではありません。
体長は1ミリメートル以下と非常に小さく、顕微鏡でなければ観察できません。
陸上に
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ワイルドシルクで美しく
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2種類のタンパク質、セリシンとフィブロインからなるカイコのシルク(絹糸)が持つ繊維としての優れた機能については、「人に優しいクモの糸」でも紹介しましたが、その他にも優れた効果がたくさんあることがわかっ
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広い範囲を見ることができる昆虫の複眼
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昆虫の目をよく見ると、小さな粒がたくさんあるのが分かります。
昆虫の目は複眼と呼ばれ、個眼という小さな目がドームのように組み合わされてできているのです。
例えばトンボの複眼は1万個以上の個眼ででき
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