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ブランコ毛虫の体温調節法
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マイマイガの幼虫は以前ここでご紹介した集団で生活する天幕毛虫とは異なり、糸を出して風に吹かれてとんでいき枝や葉などにぶらさがって生活することから「ブランコ毛虫」と呼ばれています。
ブランコ毛虫は
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ミルクで病気知らずのワラビーの赤ちゃん
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オーストラリアに生息するワラビーは、カンガルーと同じ有袋類(ゆうたいるい)で、お腹にある袋(育児のう)で赤ちゃんを育てます。
赤ちゃんは小豆くらいの大きさしかない超未熟児として生まれ、前足の力だ
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ヒレを丸めてスイスイ泳ぐブルーギル
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ブルーギルは、北アメリカ原産の淡水魚で、えらの縁(鰓耙)が青く輝く事からその名がつきました。
1960年代に新たな食糧源になる事を見込まれて日本に持ち帰られたブルーギルは予想以上に大繁殖し、今では地
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人の肺の二酸化炭素除去能力
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私達が生きていくために、呼吸を行って酸素を取り入れ、体内の二酸化炭素を除去しています。
このガス交換を担う器官が肺です。
普段の生活の中で肺の働きを意識する機会は少ないですが、人を含むほ乳類の
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ゾウムシにみる、光コンピューター・チップの可能性
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昆虫の中には、タマムシやカメムシのように、構造色の仕組みによって、見る角度によって色がカラフルに変化する金属光沢の外骨格を持つものがいます(以前に、ここで紹介したモルフォチョウの美しい羽も同じ仕組みで
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フロリダのローズマリーは山火事で生まれ変わる
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アメリカの東海岸のフロリダ州は山火事が多い地域です。
この地域で生息するローズマリーというハーブは、以前ここでご紹介した植物がもつアレロパシー(陣地ゲームが得意なセイタカアワダチソウ)という作用
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SOS信号でボディーガードをおびき寄せるキャベツ
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葉に穴だらけのキャベツ、犯人は腹ぺこ青虫です。
こんな姿になってしまったキャベツですが、青虫に食べられ続けられるのもたまらないので、ある作戦で青虫をやっつけようとSOS信号をだして、天敵バチというボ
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パクっと閉じるハエトリソウ
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ハエトリソウは北アメリカ原産の植物で、虫を捕まえ、それを消化吸収して成長します。
栄養が少ない湿原で生きていくために、虫を獲って栄養を補っていると考えられており、このように進化した植物は食虫植物
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圧力に弱い?オジギソウ
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オジギソウは、マメ科の植物で熱帯アメリカではその繁殖力の強さから広い範囲に分布しています。
日本でも、庭や校庭などで見かけることがあります。
葉を触って遊んだことがある人はご存知のように、鳥の
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塩水でも育つアイスプラント
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アイスプラントは、南アフリカの乾燥地帯に生息する多肉植物で、食用としても栽培されています。
最近は日本でもアイスプラントの栽培が普及し、私達の食卓でも目にする機会が増えています。
アイスプラン
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はがれないツタの秘密
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アイビー(キヅタ)はウコギ科に属するつる植物の仲間で、木や家の壁に張り付いて、上へ上へと光を求めて成長します。
沢山木が生い茂る森の中は、光が少ないので、高い木に寄りかかって生きている少々ずる賢
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軽くて強い竹
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竹は、お馴染みのタケノコからぐんぐん成長し、1年で大人になると成長が止まり、幹も全く太らなくなる植物です。
茎が太くならない草とも、幹が太くなる樹木とも違う、植物の分類上、とても特別な存在な竹です。
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節あってこそのしなやかな竹
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中国原産の竹は、成長がとても早く、日本にも生息する孟宗竹(もうそうちく)は、1日で1mも伸びることが観察されています。
竹の太さは、樹木の幹と比べると比較的細いのにも関わらず、その引っ張り強度(
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クラッチを備えたバクテリアの鞭毛モーター
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バクテリアの鞭毛モーターが、非常に優れた設計のナノマシン(分子機械)であることは、すでにここで触れました。
ところで、バクテリアはどのようにして鞭毛モーターを制御しているのでしょうか?
せっか
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カエルの抗菌性ペプチド「テンポリン」
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カエルは以前ここでご紹介した「マガイニン」のような抗菌性ペプチド「テンポリン」を多くの種類で共通して作り出すことができます。
水中でも生活をするカエルは、私たちよりもたくさんの微生物が皮膚全体を
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