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光を感じる物質は古細菌から人間まで共通?
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オーストラリアやケニアなどの非常に塩の濃度が高い湖には古細菌と呼ばれる生物が住んでいます。
この生物は細菌(バクテリア)よりも私たちの祖先に近いことがわかってきました。
私たち動物の眼には、光
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病原菌から身を守るアフリカツメガエルの皮膚
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息継ぎ以外はほとんど水中で過ごすアフリカツメガエルは南アフリカ出身ですが、飼育が他のカエルよりも容易であることから実験用にも飼育されています。
小児科医であるザスロフ博士は、毎日のようにアフリカ
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イワヨモギの抗菌性のエッセンシャルオイル
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蓬(ヨモギ)は昔からよもぎ茶やよもぎ餅など、食べ物として親しまれてきました。
葉の形から分かるようにキク科の植物で、葉の裏側には白い綿毛が生えています。
ヨモギは地下茎を伸ばし広く群生することから
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フラノンで清潔で健康な海藻
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キッチンの流し台やお風呂場で、ぬるぬるしたぬめりを掃除したことはありませんか?
この「ぬめり」は、様々な菌がたくさん集まってできたもので、バイオフィルムと呼ばれています。
掃除せずそのままにし
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電気を作り出すウナギ
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デンキウナギは南米の熱帯雨林、アマゾン川流域に生息しています。
このウナギは、敵から身を守るために600ボルトもの電圧を作り出すことができます。
これは、私たちが家庭で使っている電圧の6倍以上の電
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かじって磨くネズミの歯
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リス、ネズミ、ビーバー、カピパラ・・・これらの動物に共通するのは、幅広く先端のするどい歯(門歯)を持つことです。
これらの動物は齧歯(げっし)類と呼ばれています。
門歯は1対ずつ、計四本の歯が上下
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蚊に刺されても痛くない
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予防注射や採血検査、あるいは麻酔をかける時に、チクッと針が刺さって痛い思いをした経験がありますか?
痛いのは一瞬だと分かっていても、針が刺さる瞬間は嫌なものですね。
けれども、私達が蚊に刺された時
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ヤママユガはがん細胞を眠らせる
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ヤママユガは日本に昔から生息している蛾の一種です。
ヤママユガのメスは、秋に卵を産みます。
しかし冬の間は、卵の中で幼虫は眠ってしまいます。
実は、冬の間、幼虫は体内で細胞を眠らせる休眠物質
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万能な眼をもつペンギン
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とても寒い南極を中心とした島々にオウサマペンギンは暮らしています。
彼らの眼の構造は、氷の上での生活に適応しています。
キラキラした氷の眩しさ、エサを採るために潜る暗い海、二つの世界を行ったり来た
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吸血昆虫オオサシガメが脳梗塞を治療する
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オオサシガメはカメムシの一種で、ダニや蚊と同じように吸血して生きている昆虫です。
普段はネズミの巣に生息し、子供の頃からネズミの血を餌としています。
ネズミがいないときは、私たち人間の血を吸うこと
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モンシロチョウでがん細胞をやっつける!?
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チョウの幼虫(いわゆるイモムシ)と、成虫では外見も食べるものも異なっています。
幼虫の時期には、植物を這い回って葉っぱを食べる一方、成虫はカラフルな外見と羽を持ち、花を飛び回って蜜を吸います。
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マイナス272˚Cで眠るクマムシ
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クマムシは無せきつい動物(背骨のない動物)の一種で、「ムシ」という名前が付いていますが、昆虫の仲間ではありません。
体長は1ミリメートル以下と非常に小さく、顕微鏡でなければ観察できません。
陸上に
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ワイルドシルクで美しく
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2種類のタンパク質、セリシンとフィブロインからなるカイコのシルク(絹糸)が持つ繊維としての優れた機能については、「人に優しいクモの糸」でも紹介しましたが、その他にも優れた効果がたくさんあることがわかっ
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カイコのインターフェロン工場
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カイコは幼虫からさなぎになるときに、自分の体を守るためにマユを作ります。
マユを作り出す時のカイコの体長は8センチ前後、体重は6グラム前後です。
こんなに小さいカイコですが、吐き出し続ける絹糸の長
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薬草を見つけるチンパンジー
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私たちは、病気になったときや体の具合が悪いとき、薬を飲んで体調を回復させます。
動物の場合はどうでしょうか?
犬を飼っている方はよく知っていると思いますが、犬は胃の調子が悪いとき、草を食べて調
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