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しわを作ってスイスイ泳ぐイルカ
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イルカは、水の中から空中にジャンプをして私たちを楽しませてくれますね。
海の中にいるイルカは時速50kmで水中を泳ぐことができ、これによって見事なハイジャンプがきまります。
イルカは尾びれを動
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不格好でも、ハコフグの体は頑丈で抵抗の少ない設計
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ハコフグは、その名の通り「箱形」をしたフグの仲間で、英語でもボックス・フィッシュ(box fish)と呼ばれています。
尾びれや胸びれを、パタパタと一生懸命動かして泳ぐ様がユーモラスなハコフグで
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自然に学ぶ螺旋の渦巻き~新しいファンの形~
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私達の身の回りでは、見えないところで回転装置がたくさん使われています。
換気扇や扇風機など、液体や気体を回転させて流すことで、冷やしたり熱したり、あるいはかき混ぜたりと、電気で動く回転装置のおかげで
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亜熱帯雨林のハーブの種分散法
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亜熱帯雨林ではノボタン科の植物の小さなハーブが育っています。
以前、「鳥の巣きのこ」という変わった種の分散法をご紹介しましたが、ノボタンも同じように雨の日に種を分散させる特殊な方法をもっているのです
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仕事の分担を指揮するミツバチダンス
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私たち人間は言葉を使って情報伝達をしますが、ミツバチはダンスを踊って情報伝達をします。
ミツバチはただ踊っているのではなく、実は大切な蜜源(蜜の取れるお花畑)までの距離や方角、そして蜜の質までも示す
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びっしりと並ぶヒマワリの種
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種がびっしり詰まっているヒマワリの花(頭花)を観察したことはありますか?
よ~く見てみると、種が中心から外に向かってらせん状に並んでおり、どのヒマワリも配列は、
①左回りに21列、右回りに34列
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ミミズが泥だらけまみれにならない秘密
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私達は、湿った土を触ったりすると、手が土まみれになってしまい水で洗いながさなければなりません。
けれども、ミミズは、土の中にいても、決して泥まみれになってはおらず、きれいに、つやつやしているように見
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環境によって、体の色を自在に操るアマガエル
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北アメリカの乾燥した場所に、小さなアマガエルが住んでいます。
彼らは体の色を瞬時に変化させることができます。
周りの温度に適応するために、自分の体の色を変えるのです。
また、葉っぱのような明るい
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かじって磨くネズミの歯
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リス、ネズミ、ビーバー、カピパラ・・・これらの動物に共通するのは、幅広く先端のするどい歯(門歯)を持つことです。
これらの動物は齧歯(げっし)類と呼ばれています。
門歯は1対ずつ、計四本の歯が上下
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軽量で強固な設計のウマの足の骨
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ウマは、人や荷物を運んだり農耕のために鋤(すき)を引いたりと、古くから人との関わりがとても深い動物です。
そんな働き者のウマの足のつくりを見てみましょう(写真1)。
人の足の「すね」に見える細
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蚊に刺されても痛くない
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予防注射や採血検査、あるいは麻酔をかける時に、チクッと針が刺さって痛い思いをした経験がありますか?
痛いのは一瞬だと分かっていても、針が刺さる瞬間は嫌なものですね。
けれども、私達が蚊に刺された時
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万能な眼をもつペンギン
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とても寒い南極を中心とした島々にオウサマペンギンは暮らしています。
彼らの眼の構造は、氷の上での生活に適応しています。
キラキラした氷の眩しさ、エサを採るために潜る暗い海、二つの世界を行ったり来た
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木の芽も虫の羽も「三浦折り」
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SF映画やアニメで、小さく折りたたまれたパネルが、宇宙空間でパッと開くシーンを見たことはありませんか。
東京大学名誉教授の三浦公亮先生が考案した「三浦折り」は、かさばらず、しかも簡単に一瞬で開い
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雪の朝の静けさ
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降り積もった雪は音を吸収することが知られています。
雪は、顕微鏡で覗くと右の写真のようなきれいな結晶になっていて、雪と雪の間にある小さなすき間に音が吸収されると考えられています。
条件によって
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