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かさぶたを作って傷をなおすアブラムシ
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アブラムシの一種、モンゼンイスアブラムシは、日本に生息する小さな昆虫です。
このアブラムシは、イスノキという常緑樹に虫こぶ(口で汁を吸った事が刺激になり、植物がふくれてできたもの)を作り、この中から
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ワックスで転がるアブラムシの甘露
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アブラムシは、樹液を吸って生きる小さな昆虫です。
樹液には大量の糖分が含まれており、アブラムシの排泄物には吸収仕切れなかった糖分が大量に含まれています。
甘露(ハニーデュー)と呼ばれるこの排泄物は
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くるくる回って落ちるカエデの種子
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カエデの種が、風に乗ってくるくると落ちていく姿は可愛いですね。
何故くるくるまわるのでしょうか?
それは、種子を遠くに飛ばすため、少しでも空中に留まっていたいからです。
カエデの仲間の種子は
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動く珪藻が出す繊維
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珪藻は単細胞(1個の細胞で体が成りなっている)生物で、湖や川、海など世界中の水中に暮らしているプランクトンの一種です。
珪藻は植物のように光合成をする(太陽の光からエネルギーを作る)ことができ植
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人の肺の二酸化炭素除去能力
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私達が生きていくために、呼吸を行って酸素を取り入れ、体内の二酸化炭素を除去しています。
このガス交換を担う器官が肺です。
普段の生活の中で肺の働きを意識する機会は少ないですが、人を含むほ乳類の
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フロリダのローズマリーは山火事で生まれ変わる
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アメリカの東海岸のフロリダ州は山火事が多い地域です。
この地域で生息するローズマリーというハーブは、以前ここでご紹介した植物がもつアレロパシー(陣地ゲームが得意なセイタカアワダチソウ)という作用
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塩水でも育つアイスプラント
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アイスプラントは、南アフリカの乾燥地帯に生息する多肉植物で、食用としても栽培されています。
最近は日本でもアイスプラントの栽培が普及し、私達の食卓でも目にする機会が増えています。
アイスプラン
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コンブやワカメの優れた吸水力の素
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コンブやワカメは日本の食卓に欠かせない食材ですね。
ビタミンやミネラルが多く含まれ、繊維質で低カロリーと健康にもよく、お味噌汁や酢の物、サラダなど色々な料理で楽しむことができます。
コンブやワ
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バクテリアの鞭毛は世界最小で最強のモーター
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大腸菌のように、バクテリアは長い鞭毛(べんもう)を回転させて推進します。
その回転数は1分間に約2万回(F1レーシングカーのエンジン並の高速回転!)、消費エネルギーは1千兆分の1ワット、エネルギ
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竜巻は巨大な遠心分離器
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巨大な積乱雲(せきらんうん)から細く伸びる、細長い漏斗(ろうと)のような雲。
日本ではあまり見かける機会はありませんが、これは竜巻です。
積乱雲の下の地上付近で、回転する風の流れができると、そ
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天井を走り回るヤモリの秘密
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ヤモリはツルツルの壁をスルスルとよじ登ったり、天井をさかさまに歩くことができます。
ピタリとはりついたり、くっつけたりはなしたりをすばやく繰り返して走ったり、ヤモリの足は一体どんな仕組みになっている
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ツルツルの雪道を走ってもへっちゃらな犬!
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寒い冬に、降り積もった雪や氷の表面が融けたり凍ったりすると、路面は凍結してつるつるになります。
この凍った道を、滑らないようにバランスをとりながら歩くのは、私達人間にとって至難の業です。
しか
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大草原の根で土壌改良
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植物を大きく分けると、一年生植物と多年生植物に分類することができます。
一年生植物(一年草)は、その名の通り、種から芽が出て成長し、花が咲き、枯れるまでのサイクルが一年の植物です。
一方、多年
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山火事のときに飛んでくる甲虫の赤外線受容器
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カブトムシやタマムシなど外骨格が丈夫そうに見える昆虫類を甲虫と呼んでいます。
甲虫の中でも昔から存在していると言われているのがナガヒラタムシの仲間で世界中に生息しています。
ナガヒラタムシの成虫は
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カレーのスパイス「ウコン」でがん治療
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カレーに含まれるスパイスで「黄色」という意味をもつ「ウコン」は多年草の植物で、インドなどの熱帯アジアを原産とします。
ウコンの地下に育っている球根は栄養をいっぱい蓄えていて、この部分を細かく砕いてカ
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