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人間の心臓は、多機能なポンプ
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心臓は私たちが寝ている間も、休むことなくドキドキ動いています。
それは血液を体中に送るためです。
血液は私達の体に必要なものを運んだり、不要となったものを回収したりするために、体中をグルグルまわっ
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昆虫でも鳥でもない、ハチドリの羽ばたきホバリング
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ハチドリは、体長数センチ、体重数グラムのとても小さな鳥で、1分間に約80回もの高速で羽ばたいて、ホバリング(ヘリコプターのように空中に静止する)しながら花の蜜(みつ)を吸います。
ホバリング中の姿は
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いつも快適なシロアリの巣~パッシブクーリング~
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日本でみられるシロアリと違い、サバンナ地帯に生息するシロアリは、土で作られたアリ塚を巣に暮らします。
以前ここで紹介したように、昼と夜の寒暖の差が非常に激しいサバンナ地帯にも関わらず、アリ塚の中の温
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バラバラに落ちても可憐な落ち葉のカーペット
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並木道を歩くと、木々の色づきや、踏み心地のいい落ち葉のサクサクとした響き、秋に包まれますね。
そして、まるでカーペットのように敷き詰められた落ち葉には魅了されることも度々です。
落ち葉の一枚一
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マグロに学ぶ新しい潮力発電
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流線型のボディ、大きな三日月型の尾ビレとそれを動かす強力な筋肉、これらのおかげで、マグロは海中を高速で進むことができます。
外洋(水深200m よりも深い海域)を回遊生活するマグロは、体の前の方
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どんなに群れてもぶつからない
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「秋は夕暮れ」、清少納言が枕草子に書いたように、夕暮れ時に家に帰って行くガンの群れを見ると風情を感じます。
鳥の群れは、美しいV字型の雁行を描いたり、何かをきっかけにいっせいに飛んだりと、鳥達はお互
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ザトウクジラのヒレは省エネ設計
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ザトウクジラは、体長の3分の1ほどもある、長い胸ビレを持っているのが特徴です。
よく見ると、ヒレの前縁にはコブがついてデコボコしていますね。
ジェット機のように高速で進む場合は、翼の前縁部分が
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モンシロチョウでがん細胞をやっつける!?
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チョウの幼虫(いわゆるイモムシ)と、成虫では外見も食べるものも異なっています。
幼虫の時期には、植物を這い回って葉っぱを食べる一方、成虫はカラフルな外見と羽を持ち、花を飛び回って蜜を吸います。
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トンボに学ぶ新しい羽の形
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大空を自由に飛び回るトンボ。
そよ風の中でも、少々強い風の中でも、トンボは気にすることなく飛んでいます。
実はこれはとても凄いことなのです!
体重わずか1~2グラムのトンボにとって、空気はと
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寒さ対策に優れているマルハナバチの血液循環
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マルハナバチはミツバチよりも寒い地方で進化したと言われています。
日本では北海道や、本州の山岳地帯に生息しています。
彼らは冬が来る前には冬眠しますが、早春のみぞれが降る時期に目覚めて、わずか
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風がなくても飛べるアルソミトラの種子
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高い木に絡んで成長するつる性の植物アルソミトラ・マクロカルパは、熱帯アジアの島々に生息しています。
この植物は、私たちの頭がすっぽりと入るヘルメットのような大きな果実を付けます。
1つの果実の中に
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イルカの脂肪は、スポーツ万能の秘訣
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世界中のいろいろな海に生息しているハンドウイルカ。
海水の温度が変わっても、体温を一定に保つことができるのです。
イルカの体の20%を占めている脂肪が、体温を調節しているのです。
脂肪のおかげで
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フェネックギツネは大きな耳と毛皮で、涼しく過ごす
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北アフリカの砂漠には、イヌの仲間で最も小さい動物であるフェネックギツネが生息しています。
体の大きさは約40センチメートルですが、耳の長さは15センチメートルもあります。
とてもアンバランスに
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セクロピアサンは細菌に感染しても平気
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アメリカの森には日本のヤママユガの仲間、セクロピアサンという蛾が住んでいます。
セクロピアサンは、セクロピンという物質をつくりだします。
このセクロピンは、私たちが風邪をひいたときに使う抗生物
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くっついたら剥がれない!?自然界の超強力接着剤
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『接着剤』と言うと、皆さんはいったいどんなものを思い浮かべるでしょうか?
糊やボンドなど色々なものがありますが、このような人工のもの以外に、自然界にも接着剤は存在します。
川の岩場や水道管の中
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