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ゆらぎのある暮らし
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ろうそくやたき火の炎がユラユラとゆらめくのをじっと見つめていて、落ち着いた気分になったことはありませんか?
炎が強くなったり弱くなったり、ゆっくり大きくゆれたかと思えば細かく小刻みにゆれ動いたり…
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軽くて強いクモの糸
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クモの糸は、同じ太さで比べるとスチールワイヤーと同じくらいの強さを持っています。
直径4センチメートルのクモの糸があればジャンボジェットを持ち上げられるとも言われていて、オニグモというクモの巣にすず
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ホタルの光を聞いて!虫の声を見て!
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闇夜でほのかに光るホタルの光や秋の夜長に鳴く虫の声は、人の心を落ち着かせる効果を持っています。
これらは人間の脳波や脈拍と同じ「1/fゆらぎ」という特別なリズムを持っていて、人を安らかな気持ちにさせ
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最新LEDで着飾るニレウスルリアゲハ
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東・中央アフリカに住むニレウスルリアゲハは、明るい青のきれいな羽を持ったチョウです。
最近、このニレウスルリアゲハの燐紛の構造は、人間が開発した最新型LED(発光ダイオード)と同じ構造であることがわ
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トンネル掘りの名人フナクイムシはシールド工法の元祖
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フナクイムシは、10センチメートルくらいの細長い体の貝の仲間(ミミズのような体の先端に小さな貝殻がついています)です。
海に流れてきた木や木造船をえさにしていて、木を食べながら穴を掘ってもぐりこんで
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闇夜の狩人フクロウに学ぶ消音技術
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フクロウは鳥類では珍しく夜行性の動物です。
闇夜にまぎれて音もなく木から舞い降り、鋭いつめで野ネズミやウサギにおそいかかります。
鳥の中でフクロウが最も静かに飛べるとも言われています。
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大雪警報はカマキリに聞け!カマキリの産卵位置のふしぎ
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カマキリは秋に草の茎や小枝などに卵を産みつけ、卵そのまま冬を越します。
雪国地方には昔から「カマキリが高いところに卵を産むと大雪」という言い伝えがあり、その冬の積雪量が予測できるとされてきました。
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クマは宇宙旅行が得意?冬眠中も骨粗しょう症知らず
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人間や普通の動物の骨は、使わないとスカスカになってもろくなり、強度も低くなります。
骨は力を加えられないと成長させる信号が出ないためです。
このため、骨折をしてあまりギプスで固定しすぎるとかえ
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雪の朝の静けさ
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降り積もった雪は音を吸収することが知られています。
雪は、顕微鏡で覗くと右の写真のようなきれいな結晶になっていて、雪と雪の間にある小さなすき間に音が吸収されると考えられています。
条件によって
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植物が作る宝石プラント・オパール
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イネ科などの植物では、細胞(さいぼう)の中にガラス質のものがつくられて、植物が枯れた後も土の中に半永久的に残ります。
顕微鏡でなければ見えない小さなものですが、種類によって異なるきれいな形をしていて
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落葉のしくみに学ぶリサイクル社会
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木の葉は夏の間強風や雨に耐えてしっかりと枝にくっついていますが、秋が来て役割が終わると枝から離れ落ちます。
これは、離層と呼ばれる特殊な組織が形成されるためです。
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海ガメに学ぶ安全・確実な新航行・航空システム
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フロリダの海ガメは、北大西洋を回遊してヨーロッパ近海を回り、フロリダの生まれ故郷に帰ってきます。
途中、危険な海流を避けて泳ぐとも言われています。
海で育った鮭が生まれ故郷の川に正確に帰ってく
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カイコは自然の製糸工場
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絹糸(シルク)は、カイコが作ります。
カイコは幼虫からさなぎになるときに自分の体を守るためにマユを作るのですが、そのときにはき出すのが絹糸です。
マユは一本の糸をカイコが吐き出し続けることで作
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なんにでもくっつく!タコの強力吸盤の秘密
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ゴムでできた普通の吸盤はつるつるした平らな面にしか使えませんが、タコの足の吸盤は、ゴツゴツした岩場や魚などの獲物にも強力にくっつきます。
普通の吸盤が粗い表面にくっつかないのは、デコボコのせいで
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30階まで水を届ける木のエレベーター
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世界最大の木の高さは111.4メートルあります。
30階建てのビルの高さですが、木は根から吸い上げた水を電気もポンプも使わずに木のてっぺんまで送り届けることができます。
その秘密は、根が水を押
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