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しわを作ってスイスイ泳ぐイルカ
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イルカは、水の中から空中にジャンプをして私たちを楽しませてくれますね。
海の中にいるイルカは時速50kmで水中を泳ぐことができ、これによって見事なハイジャンプがきまります。
イルカは尾びれを動
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不格好でも、ハコフグの体は頑丈で抵抗の少ない設計
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ハコフグは、その名の通り「箱形」をしたフグの仲間で、英語でもボックス・フィッシュ(box fish)と呼ばれています。
尾びれや胸びれを、パタパタと一生懸命動かして泳ぐ様がユーモラスなハコフグで
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かさぶたを作って傷をなおすアブラムシ
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アブラムシの一種、モンゼンイスアブラムシは、日本に生息する小さな昆虫です。
このアブラムシは、イスノキという常緑樹に虫こぶ(口で汁を吸った事が刺激になり、植物がふくれてできたもの)を作り、この中から
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ムシでムシを制する
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アブラムシは、卵の形をした体の小さな昆虫で、植物の汁を吸って生きています。
一口アブラムシといってもその種類はとても多く、現在、約4400種が知られており、それぞれ寄生する植物によって種類(生態
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ワックスで転がるアブラムシの甘露
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アブラムシは、樹液を吸って生きる小さな昆虫です。
樹液には大量の糖分が含まれており、アブラムシの排泄物には吸収仕切れなかった糖分が大量に含まれています。
甘露(ハニーデュー)と呼ばれるこの排泄物は
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暖かいけど臭い、ザゼンソウのお家
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ザゼンソウはアメリカ、日本などの寒い湿地に分布するサトイモ科の植物です。
肉穂花序(にくすいかじょ:花弁のないたくさんの花が集まって棒状になったもの:写真の赤い部分)が、僧侶が座禅を組んでいる姿
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水滴を離さないバラの花びら
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雨が止んだ後にバラの花びらについている水滴は、きれいなバラの花びらをより一層綺麗に見せるものです。
この水滴は、水をはじく性質を持つハスの葉のように、水を引き付ける親水性と水をはじく疎水性をもつ
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陰のある黒バラ
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写真のような黒いバラの花は真っ赤なバラとは違って鮮明さには欠けますが、何か怪しげな人を魅了する色を持っています。
この美しいバラをカメラで写そうとすると、写真2のようにただの赤いバラになってしま
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電子を受け渡し、エネルギーを作る光合成
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植物は、光合成によってエネルギーを得ます。
光合成に必要な太陽の光はクロロフィル色素、又は葉緑素と呼ばれる「アンテナ」で吸収します。
吸収された光は、電子を放出し、それを別の色素分子であるアク
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りん粉で光を集めて暖かいチョウ
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ガやアゲハを含むチョウの仲間は、沢山のりん粉で覆われた翅を持っています。このりん粉の大きさや並び方(微細構造)の違いによって、鮮やかな青(モルフォチョウの構造色)や撥水性(モルフォチョウの撥水性)が生
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くるくる回って落ちるカエデの種子
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カエデの種が、風に乗ってくるくると落ちていく姿は可愛いですね。
何故くるくるまわるのでしょうか?
それは、種子を遠くに飛ばすため、少しでも空中に留まっていたいからです。
カエデの仲間の種子は
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光を反射しない蛾(ガ)の眼、モスアイ
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蝶と蛾(ガ)はりん粉で覆われた翅を持つ鱗翅目(りんし目)に属する昆虫ですが、その違いは、蝶は主に日中に活動するのに対し、蛾の殆どは夜行性で夜に飛ぶことができる点です。
夜でも飛べる蛾の秘密の鍵は
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水をはじいて汚れない蝶の翅
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蝶の翅が汚れているのを見たことはありますか?
もし、蝶の翅に汚れがつけば、翅は重くなって飛べず、天敵が襲ってきたときや、餌をとるために飛翔することができません。
そこで、蝶は翅の上に、ある細工
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自ら集合する、小さな分子
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ワインをグラスに注ぎ、手にもったグラスを水平に回してしばらく待つと水滴が上がっていくのがみえます。
これは「ワインの涙」とよばれる、注がれたワインが、グラスの壁面を表面張力(分子と分子が引っ張り合っ
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野生のゴムの木の樹脂はシロアリや菌に強い
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メキシコに野生するキク科のグアユールゴムノキの分泌物は粘着性がありゴム製品の原料としても使われていて、多く含まれる樹脂は木材を腐らせる菌類やシロアリを撃退する作用があります。
グアユールゴムノキ
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