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形が変わる新しい翼~モーフィング翼~
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翼を広げて空を舞う鳥を見かけたら、翼の形によく注目して見てください。
彼らの翼が、いつも広げられたままの状態ではない事に気づくと思います。
滑空している時には、風をたくさん受けられるように翼を
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くっついたら離れない脚力をもつサバンナのヤブキリ
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熱帯や亜熱帯のサバンナに住んでいるバッタの仲間を紹介します。
彼らの名前は英語では「Great green bush cricket」(キレイな緑の低木に住むコオロギ)と呼ばれています。
その名の
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温故知新 古代魚に学ぶ新しい装甲
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アフリカの淡水域に生息する「ポリプテルス・セネガルス」は、恐竜がいた9600万年前にまでその系統を遡ることができる原始的な魚です。
日本では「恐竜ウナギ」という名で知られていますが、全身に鎧(よ
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軽量で強固な設計のウマの足の骨
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ウマは、人や荷物を運んだり農耕のために鋤(すき)を引いたりと、古くから人との関わりがとても深い動物です。
そんな働き者のウマの足のつくりを見てみましょう(写真1)。
人の足の「すね」に見える細
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軽くて頑丈なオニオオハシのクチバシ
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南米原産のオニオオハシは、全長の3分の1も占めるくらい大きくて鮮やかな色をしたクチバシが特徴です。
こんなに大きいクチバシですが、重さは10円玉3枚分(およそ15グラム)と非常に軽く、鳥の体重のたっ
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イルカの音響定位に学ぶ新しい水中音響通信
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数頭から数十頭の群れで生活することが多いイルカは、クリック音(キリキリ、キチキチ)やホイッスル音(ピーピー)と呼ばれる高周波音を発して、仲間同士でコミュニケーションを取ることが知られています。
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軽くて頑丈!!な、蜂の巣
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蜂の巣は沢山の筒が隣どうしくっつきあい、巣を作っています。
一つ一つをよ~く見てみると、断面が六角形になっているのが分かります。
なぜ六角形なのでしょうか?
同じ形を敷き詰めて広い平面を作る
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強い風にも負けないフレキシマツ
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フレキシマツは、北米中西部のロッキー山脈周辺に生えている高さ12~15メートルの木です。
ロッキー山脈のあたりは真夏でも最高気温が22℃、冬が長く、真冬には-20℃になることもあります。
とて
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キツツキは頭痛知らず~新しい衝撃吸収方法~
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キツツキが堅い木の幹に穴をあける時には、1秒間に20回も嘴(くちばし)で木をつつきます。
その時キツツキが1回に受ける衝撃は、時速25キロメートルで壁に頭をぶつけるくらいの大きさです。
けれども、
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フジツボが作る水中の接着剤
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私達が普段使っている接着剤は、空気中でしか使えません。
空気中で接着剤を使ってくっつけたガラスでも水中に入れると、徐々にはがれてしまいます。
これは水がガラスに接着する力のほうが、接着剤よりも何倍
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虫の体のスーパーゴム
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私たちは運動するときに筋肉を使って力を生み出していますが、この力のうち半分は熱として消費されてしまうため、残りの約50%しか使いきれていません。
しかしノミはジャンプするときに蓄えたエネルギーを97
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ハンマーで殴っても車でひいても大丈夫!丈夫なアワビの貝殻の秘密
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陶器やレンガなど、土を焼き固めて作った材料を「セラミックス」といいます。
身の周りでも食器やタイルやヒーターの発熱体など広く使われていますが、宇宙開発やコンピュータなどの先端技術でも欠かせない材料で
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自分自身をリサイクル ザリガニの脱皮の知恵
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体が固い殻でおおわれているザリガニは、小さくなった殻を脱ぎ捨てながら大きくなります。
これを脱皮といいます。脱皮の前には殻が軟らかくなり、その下には新しい殻が準備されています。
殻が軟らかくな
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ゆらぎのある暮らし
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ろうそくやたき火の炎がユラユラとゆらめくのをじっと見つめていて、落ち着いた気分になったことはありませんか?
炎が強くなったり弱くなったり、ゆっくり大きくゆれたかと思えば細かく小刻みにゆれ動いたり…
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雪の朝の静けさ
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降り積もった雪は音を吸収することが知られています。
雪は、顕微鏡で覗くと右の写真のようなきれいな結晶になっていて、雪と雪の間にある小さなすき間に音が吸収されると考えられています。
条件によって
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