|
形が変わる新しい翼~モーフィング翼~
|
翼を広げて空を舞う鳥を見かけたら、翼の形によく注目して見てください。
彼らの翼が、いつも広げられたままの状態ではない事に気づくと思います。
滑空している時には、風をたくさん受けられるように翼を
...
|
|
ナナカマド、赤い実の秘密
|
ナナカマドはバラ科の樹木で、街路樹としても植えられています。
とても硬く丈夫な木で、「7度かまどに入れても燃え尽きない」ことからこの名前がきました。
夏の終わり頃から、緑色の実は熟しはじめ、秋
...
|
|
いつも快適なシロアリの巣~パッシブクーリング~
|
日本でみられるシロアリと違い、サバンナ地帯に生息するシロアリは、土で作られたアリ塚を巣に暮らします。
以前ここで紹介したように、昼と夜の寒暖の差が非常に激しいサバンナ地帯にも関わらず、アリ塚の中の温
...
|
|
バラバラに落ちても可憐な落ち葉のカーペット
|
並木道を歩くと、木々の色づきや、踏み心地のいい落ち葉のサクサクとした響き、秋に包まれますね。
そして、まるでカーペットのように敷き詰められた落ち葉には魅了されることも度々です。
落ち葉の一枚一
...
|
|
ミイデラゴミムシの毒霧噴射
|
ミイデラゴミムシに「ヘッピリムシ」というあだ名がついているのを知っていますか。
あだ名の通り、攻撃されて危険を感じると、防御のために大きな音と一緒にとても臭い霧状のガスを、お尻の先から外敵に向けて一
...
|
|
マグロに学ぶ新しい潮力発電
|
流線型のボディ、大きな三日月型の尾ビレとそれを動かす強力な筋肉、これらのおかげで、マグロは海中を高速で進むことができます。
外洋(水深200m よりも深い海域)を回遊生活するマグロは、体の前の方
...
|
|
アワフキムシは泡で快適生活
|
木の枝や草の茎の一部が泡だらけになっているのを見たことはありませんか?
あの泡は、セミの仲間である、その名もアワフキムシという虫の幼虫が作る「巣」なのです。
幼虫は、一体どうやって泡を作ってい
...
|
|
フラノンで清潔で健康な海藻
|
キッチンの流し台やお風呂場で、ぬるぬるしたぬめりを掃除したことはありませんか?
この「ぬめり」は、様々な菌がたくさん集まってできたもので、バイオフィルムと呼ばれています。
掃除せずそのままにし
...
|
|
くっついたら離れません!~野生のゴボウ~
|
秋の季節に、原っぱで遊んでいて、衣服に何かの実が沢山くっついていたことはありませんか?
また、犬を散歩に連れていくと、毎日のように犬の体にトゲトゲのある実がついていたことがありませんか?
あれ
...
|
|
くっついたら離れない脚力をもつサバンナのヤブキリ
|
熱帯や亜熱帯のサバンナに住んでいるバッタの仲間を紹介します。
彼らの名前は英語では「Great green bush cricket」(キレイな緑の低木に住むコオロギ)と呼ばれています。
その名の
...
|
|
ラックムシが作る保護カバー
|
インドには、カイガラムシの仲間のラックムシという小さな昆虫がいます。
「塗料」という意味の「ラッカー」の語源となったと言われています。
ラックムシのメスの成虫は翅がなく、アカシアやイチジクなど
...
|
|
電気を作り出すウナギ
|
デンキウナギは南米の熱帯雨林、アマゾン川流域に生息しています。
このウナギは、敵から身を守るために600ボルトもの電圧を作り出すことができます。
これは、私たちが家庭で使っている電圧の6倍以上の電
...
|
|
太陽から逃げないサバンナのカエル
|
アフリカのサバンナに生息しているカエルの仲間が、マダラクサガエルです。
サバンナには雨の多い季節(雨期)と太陽の照りつける季節(乾期)があります。
マダラクサガエルは、雨期と乾期では、私達が衣
...
|
|
どんなに群れてもぶつからない
|
「秋は夕暮れ」、清少納言が枕草子に書いたように、夕暮れ時に家に帰って行くガンの群れを見ると風情を感じます。
鳥の群れは、美しいV字型の雁行を描いたり、何かをきっかけにいっせいに飛んだりと、鳥達はお互
...
|
|
湿度に敏感な松ぼっくり
|
風が強い日、特に台風の後などは公園によく松ぼっくりが落ちていますね。
スギやヒノキにも同じような実が付いています。
松ぼっくりは果実ではなく球果(きゅうか)と呼ばれ、いくつもの裸の種を包んでい
...
|