更新日 : 2013-10-05 12:07:49

落葉のしくみに学ぶリサイクル社会

なにがすごいの?

木の葉は夏の間強風や雨に耐えてしっかりと枝にくっついていますが、秋が来て役割が終わると枝から離れ落ちます。
これは、離層と呼ばれる特殊な組織が形成されるためです。

どうやって役立てるの?

私たちの身の回りの工業製品は金属、プラスチック、紙や布など様々な材料を組み合わせて作られています。

リサイクルの時どこに分類したらよいか困ることも多いですね。
電気製品、自動車、建物の廃品・廃材から性質が異なる材料を分別してリサイクル処理することは最近重要な課題となっています。

使うときは頑丈で、リサイクルの時は簡単に分解できる-もしそんな仕組みがあったらもっとリサイクルしやすくなり、ゴミを減らすことも出来るはずです。

どんな研究をしているの?

独立行政法人「物質・材料研究機構」の細田奈麻絵主幹研究員は、構造物に解体機構やエネルギー変換機構を予め内在させることにより、低エネルギーで容易に組み立て構造を分離しようとする、新しい接合技術「スマートディスアセンブリ」を提案しています。

【参考】
独立行政法人物質・材料研究機構|NIMS|NIMSNOW2002October|エコデバイスのためのスマートディスアセンブリ

名前(必須) : メール :
タイトル(必須) :

※コメントの公開は承認制となっております。
※コメントを書き込んでも承認されるまでは表示されません。
※メールアドレスは管理者から直接メールがほしい場合に入力してください。入力しても表示されません。