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暖かく、弾力のある羽毛
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鳥の体を覆う沢山の羽毛は、皮膚が変化したものです。
鳥の羽毛は、一本の軸からV字型の羽枝が両サイドに沢山広がっている構造(写真2)で、これがたくさん集まることで空気を閉じ込めて保温し、体を暖かく
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樹木を支えるクッション細胞壁
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私たちが跳んだり跳ねたり、時には転んだりする体育館の床に木材が多く使われているのはなぜでしょうか。
それは、木が衝撃を吸収してくれるからです。
木が衝撃を吸収する理由は、強風や豪雪に見舞われて
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濃い霧の中を飛ぶ青いツバメの羽毛構造
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南アフリカにはアオツバメという濃い霧の中で餌をとるために飛ぶことができる鳥が暮らしています。
このアオツバメは空気がたくさんの水分を含んでいる霧の多い地域で生息するために最適な羽の構造をしています。
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餌を引き寄せるコガネグモの巣
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コガネグモはクモの中でも大きめで種類が最も多く、私たちの近くや熱帯地方にも仲間が住んでいます。
彼らは、大きな丸い網を作り、網の中心で餌となる昆虫が網にかかるのを待ち構えます。
コガネグモの仲
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シコンヒワのきれいな青色の原因はメラニン
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南米コスタリカには、たくさんのきれいな鳥たちが住んでいます。
シコンヒワというスズメの仲間の小さな鳥は、輝く青色の羽を持っています。
その色を作りだしているのは、なんと人の肌色と同様に紫外線防御の
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暑くてもスポーツ万能なスプリングボック
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南アフリカの草原に、スプリングボックというシカに似た動物が暮らしています。
草食動物なので、ライオンなどの肉食動物から逃げるために速く走らなければなりません。
クーラーや扇風機がないアフリカの草原
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人に優しいクモの糸
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クモの糸が軽くて非常に強いことは、すでに「軽くて強いクモの糸」で紹介しました。
クモの糸は「フィブロイン」と「セリシン」という2種類のタンパク質から構成されています。
1本の糸は、内側に2本フ
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環境によって、体の色を自在に操るアマガエル
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北アメリカの乾燥した場所に、小さなアマガエルが住んでいます。
彼らは体の色を瞬時に変化させることができます。
周りの温度に適応するために、自分の体の色を変えるのです。
また、葉っぱのような明るい
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バラバラに落ちても可憐な落ち葉のカーペット
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並木道を歩くと、木々の色づきや、踏み心地のいい落ち葉のサクサクとした響き、秋に包まれますね。
そして、まるでカーペットのように敷き詰められた落ち葉には魅了されることも度々です。
落ち葉の一枚一
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くっついたら離れません!~野生のゴボウ~
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秋の季節に、原っぱで遊んでいて、衣服に何かの実が沢山くっついていたことはありませんか?
また、犬を散歩に連れていくと、毎日のように犬の体にトゲトゲのある実がついていたことがありませんか?
あれ
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太陽から逃げないサバンナのカエル
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アフリカのサバンナに生息しているカエルの仲間が、マダラクサガエルです。
サバンナには雨の多い季節(雨期)と太陽の照りつける季節(乾期)があります。
マダラクサガエルは、雨期と乾期では、私達が衣
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湿度に敏感な松ぼっくり
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風が強い日、特に台風の後などは公園によく松ぼっくりが落ちていますね。
スギやヒノキにも同じような実が付いています。
松ぼっくりは果実ではなく球果(きゅうか)と呼ばれ、いくつもの裸の種を包んでい
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一年中快適な毛皮をもつカワリイワジリス
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北アメリカにあるソノラ砂漠は、一年を通して気温の変動が大きく夏は40度以上、冬は0度以下になる地域です。
このような過酷な環境にも、多くの植物や動物が暮らしています。
私たち哺乳類の仲間、カワ
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美貌で敵を寄せつけないカメムシの秘策
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カメムシは、世界中の様々な環境に生息している昆虫です。
背中の色は、青、緑、虹色などカラフルな色をしています(これを構造色と呼びます)。
しかし私達にとってきれいに見えるその色は、実は敵(カメ
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温故知新 古代魚に学ぶ新しい装甲
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アフリカの淡水域に生息する「ポリプテルス・セネガルス」は、恐竜がいた9600万年前にまでその系統を遡ることができる原始的な魚です。
日本では「恐竜ウナギ」という名で知られていますが、全身に鎧(よ
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